大熊町復興計画検討委員会を開催しました
印刷用ページを表示する 掲載日:2012年8月2日
今年度第2回目となる大熊町復興計画検討委員会を7月19日、大熊町役場会津若松出張所で開催しました。
会議では、5月に実施した町民アンケート調査の集計結果を報告し、この結果に対し各委員が意見を交わしました。
また、秋までには、町民アンケート調査の結果を「第一次大熊町復興計画(素案)」へ反映させ、復興計画の最終とりまとめを行うこととしました。
会議中の委員からのご意見等
- 実際に自分でもアンケートを記入したが、家族の中でも意見が違うことがわかった。
- アンケートで大熊町に戻る、戻らないは正直迷った。除染をすれば本当に住めるのか判断できない。
- 早く復興の拠点(町外コミュニティ)をつくらなければ、町民がバラバラになってしまう。
- アンケートの回収率が高いと思った。
- 自由意見の多さに驚いた。この意見を大事にしていかなければならない。
- 避難者が今必要としているのは、小さな光でも先が見えるような具体的な政策である。「いつまで」に「何ができる」を示してほしい。
- 子どもたちがいないと大熊町の復興はない。今、いわき市にも多くの町民が避難しているので、いわき市にも町立小中学校の分校があればよい。
- 早く賠償を決め、町民の生活基盤を確立しなければならない。