佐藤雄平知事が国に対し中間貯蔵施設集約を申し入れました
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月13日
佐藤雄平知事は12日、東京都内で石原伸晃環境大臣および根本匠復興大臣と面談し、中間貯蔵施設の候補地から楢葉町を外し、大熊町と双葉町の2町に集約するよう配置計画の見直しを要請しました。
これは、先に開かれた県と双葉郡8町村長会議の中で了承された、
- 双葉郡の復興を進めるためにも中間貯蔵施設の規模をできるだけ縮小し、大熊町と双葉町に集約する。ただし、12月14日の要請時と計画面積が変わらないこと。
- 30年以内県外最終処分について、法制化に向けた具体的な方針を明確にすること。
- 楢葉町に廃棄物の焼却灰を固型化する管理型処分場関連施設(固型化施設)を設置する等の配置計画案の見直しを検討すること。
- 国が地域振興策等を具体的に示すこと。
- 施設集約の申し入れと、建設受け入れの判断は別であること。
等の内容について、佐藤知事が国に申し入れたものです。
渡辺町長は、この申し入れに対し「国の対応を見極めたうえで、町民の意向等を踏まえて、議会とともに判断することになります。国は早急に町民説明会を開催するために、地権者への十分な補償、周辺への対応策、地域振興策をはっきりと示して欲しい」と述べました。