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令和5年度大熊町海外派遣事業「おおくま希望の翼」(2024年3月23日~3月29日撮影)

2024年3月23日〜29日、令和5年度大熊町海外派遣事業「おおくま希望の翼」で、中学生〜大学生の15人が姉妹都市のオーストラリア・バサースト市を訪れました。団員たちはバサースト市民の温かい歓待を受け、現地の高校等で英語やオーストラリアの文化を学びました。

大熊町役場中通り連絡事務所で3月23日結団式が行われました。新型コロナウイルスの世界的な流行等の影響で、大熊町からバサースト市への団員派遣は5年ぶり。東日本大震災後、2019年に町への帰還が始まってから初めての渡豪となりました。

団員は滞在中、2〜3人ごとにバサースト市民の自宅にホームステイしました。室内で靴を脱がない習慣や野生のカンガルーの姿など、日本との違いに驚きながら、オーストラリアの文化や生活習慣に親しみました。写真はホストファミリーと対面直後の団員たち。

温かい出迎えを受け笑顔を見せる団員たち。

バサースト高校グラウンドから見た周辺の様子。

バサースト高校では、現地の生徒とともに美術や体育、農業などの授業に参加しました。

日本語のクラスでは、英語と日本語を織り交ぜて自己紹介をしました。

美術ではインクを塗った版に紙を乗せ上から圧をかけて摺る版画を体験しました。

バサースト高校の生徒とカードゲームUNO(持ち札をすべて捨てた人が勝ち)を楽しむ団員たち。

体育はラグビーボールを使い、持ち方の基本などを学びました。

バサースト市と大熊町が姉妹都市となったのは1991年3月。写真は、当初から交流を支えたリーキー・筆子さんと5年ぶりに再会した柳田団長。

バサースト市役所で開かれた歓迎セレモニーにはリーキー・筆子さん他、多くのバサースト市民が集まり、団員たちを迎えました。ジェス・ジェニング市長は「大震災やコロナ禍による困難を乗り越え、交流を続けてこられたことを喜んでいる」とあいさつしました。写真は市長にお土産を手渡す団員。

羊舎内から牧草地へ向かう羊の群れ。

至近距離で羊を見学する団員たち。

一枚の紙を折るだけで様々な遊びができる折り紙を丁寧に教える団員。しっかり日本の伝統文化を伝えました。

ピザ生地にソースを塗りトッピングをする団員。

震災前に町で外国語指導助手として働いていた、バサースト高校教諭のレネッタ・ウォルフさんは「バサーストにとって大熊は特別。最高の交流ができた」と喜びました。バサースト高校は2025年に生徒を大熊町に派遣する計画を進めています。写真はバサースト高校前での最後の1枚。

自らの学びに加えコロナ後の両市町の交流の後押しをする役割も担ってくれた団員たちは、3泊という短い期間ながら、ホストファミリーに溶け込み、最終日には涙を流しながら再会を約束する姿もありました。

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