ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
大熊町写真館 > (東日本大震災後)年別 > 2024年 > おおくま学園祭2024(2024年3月17日撮影)

おおくま学園祭2024(2024年3月17日撮影)

大熊インキュベーションセンターで3月17日、「通底(ツーツーテーテー)復興&交流イベントおおくま学園祭2024」が開かれました。おおくま学園祭の開催は昨年に続き2回目です。写真は、トップバッターでステージを盛り上げた2人組バンドのAmber's

イベント当日は町内無料巡回バスや東京駅、福島県庁・福島駅、いわき駅、郡山駅、会津若松駅からバスを運行。2,000人以上の来場者が音楽や食を楽しみました。

開会のあいさつで吉田淳町長から、公募していたグラウンドの愛称は「OICスマイルフィールド」に決定したことが発表されました。「イベントを楽しみ、愛称のとおり皆さんに笑顔になってほしい」と述べました。

イベントではゼロカーボンによる広域防災連携推進会議が電気自動車や燃料電池車を活用した電力供給の実証事業を行い、各テントやステージの電力供給に車から電気をを取り出し電源として使用されました。写真は給電中の様子。

大熊インキュベーションセンターのゲートを入ると正面玄関入口に向かう通りとグラウンドに向かう通りに飲食店や小売店が20店舗以上立ち並び来場者を楽しませました。

飲食店は浜通り地域の他、全国から集まりました。写真は出来たてのハンバーガー。

色の付いた綿菓子を食べ、はしゃぐ子どもたち

おおくま町物語伝承の会は吊るし雛や手芸品の展示販売を行い、来場者は丁寧に手作りされた作品を間近で見ていました。

エクストリーム大熊(大熊で自分のやりたいことを事業化する若手起業家プログラム)参加者は、絵画展示や活動紹介、DJプレイ・体験などを行いました。写真は、DJプレイ・体験する子どもたち。片耳にヘッドホンをつけCDターンテーブルを使ってテンポの調整などに挑戦しました。

書籍の販売を行う「読書屋 息つぎ」は館内数か所に設けられ、来場者は本を通して店主とのおしゃべりも楽しんでいました。

立命館大学災害復興支援室は町内で撮影した写真をホワイトボードや黒板を使いポップに展示。来場者は懐かしい写真を見て回りました。

震災と原発事故をきっかけに福島出身の有志が集まり、「プロジェクトFUKUSHIMA」の活動をスタート。各地から集まった布を縫い合わせ大風呂敷を広げて開催するイベントが行われるようになりました。写真はイベント当日、旧・大野小学校のグラウンドに大風呂敷が広げられた様子。来場者は思うがままのスタイルで音楽・食・アートを楽しみました。

食や物販で賑わった体育館脇の通路。

昨年同様に小型ドローンの操作体験が行われたブースでは、子どもたちがスタッフから説明を聞きドローンを上下左右、回転、また輪の中を通り抜ける動きなど次々チャレンジしていました。

能登半島地震で被害を受けた石川県能登町の「したひら鮮魚店」が能登の魚を食べてほしいとイベント出店。当日は、たらの子付け、ぶりかまの煮付け、蒸し牡蠣、めがらすを販売。ほとんどの商品が完売となり大人気でした。

エクストリーム大熊は、0ベースで復興まちづくりを推進する福島県大熊町をフィールドとして、自分のやりたいことを事業化できるプログラム。おおくま学園祭内で、約5ヶ月にわたるプログラムの成果として、事業プランを発表しました。

OIC入居企業のin the Rye株式会社は、1階の交流スペースでラジオ収録を行い学び舎ゆめの森の児童が出演しました。

今回のイベントは音楽家の小林武史さんがプロデュースを担当。音楽ライブには小林武史さんの他、スガシカオさんを含む6組のアーティストらが出演し音楽で会場を盛り上げました。写真は屋外グラウンドで行われた音楽イベントで盛り上がる来場者。

このページの先頭へ