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大熊町写真館 > (東日本大震災後)年別 > 2024年 > おおくま商店祭(2024年3月16日撮影)

おおくま商店祭(2024年3月16日撮影)

開発の進むJR大野駅西口のにぎわい創出や町民間の交流促進を目的としたイベント「おおくま商店祭」が3月16日、KUMA・PREで開かれました。写真は会場の一角に設置された「駄菓詩屋 息つぎ」。来場者はおしゃべりを楽しんだり食事をしたり、また並べられた本を手に取ってみたりと思い思いの時間を過ごしていました。

昔の駅西(商店街)を懐かしみつつ未来の駅西に期待を抱いてもらいたいという想いで企画された「おおくま商店祭」は都市再生機構とバトンの主催。穏やかな小春日和の中300人以上が来場しました。写真はKUMA・PRE周辺に立てられたのぼり旗。

イベントスタート前に関係スタッフと出店者らが集まり全員で撮った1枚。昔も今も、そして未来も、大熊を知り尽くす1日限りのイベントを成功させようと皆、気合い十分。

「懐かしの看板展示」コーナーでは、震災前に町内で営業していたお店の看板が展示され足を止め懐かしむ人たちの姿が見られました。

現在町内で営業(活動)しているお店の看板。

大熊町下野上地区の建築模型を見る来場者。

会場はところ狭しと飲食店や物販店が軒を連ね、会場に設置された飲食スペースは来場者でにぎわいました。

味自慢のお好みやきと焼きそばの旗が掲げられたマルヤス商店の店先には、懐かし味を求めて行列ができました。

大熊で育てたキウイを使って出来上がったおおくまキウイ再生クラブ(大熊町)のキウイジュース。キッシュの店ラミューズ(いわき市)のキッシュにピッタリです。

トークルームで行われたトークショーの様子は、施設外に設置されたスピーカーからも放送され、屋外で食事や買い物を楽しむ来場者らも耳を傾けていました。「おおくま商店祭のこれまでの話」から始まり、イベント出店者をスピーカーとして迎え大熊の「商い」についての話や、これからの駅西・駅前地区の展望についてなど様々なテーマで語り合いました。

より道(大熊町)のもつ煮(写真上)とjuicy torico speciality store(いわき市)のカレーうどんリゾット(写真下)。懐かしい味や新しい味にたくさん出会いました。

「読書屋 息つぎ」が昨年12月町内にオープン。イベント当日は「駄菓詩屋 息つぎ」と名前を変えて出店しました。店内には数台のこたつと店主が選んだいろんなジャンルの本が平置きで並べられ、ゆったり過ごせる場所になっていました。

相馬救援隊(南相馬市)はポニーの乗馬体験を行い、集まった子どもたちを楽しませました。

当日は来場者限定の「myベアカード」が配布され、買い物やトークショーを楽しんでポイントを集めると、駅前商店街で営業していたカムラ洋菓子店さんのUFOパンと交換できる特典がありました。写真は、満点のmyベアカードと交換できたUFOパン

左から縦に並んだ2枚のカードは震災以前のmyベアカード。初めて見る人が多いかもしれません。右の上下に並べられた写真は震災前当時のmyベアカード。こちらは使っていた人もいるのではないでしょうか。懐かしい大熊での暮らしが思い出されます。

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