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令和5年度学び舎ゆめの森卒業式(2024年3月13日撮影)

義務教育学校学び舎ゆめの森の卒業証書授与式が3月13日、同校図書広場で行われました。昨年4月教育の場が町内で再開してから卒業式が行われるのは初めてで、原発事故後13年ぶりです。写真は卒業証書を持つ卒業生2人

卒業したのは中学3年にあたる9年生の2人。卒業生らは、保護者、教職員、ともに過ごした仲間たちに見守られながら、たくさん思い出の詰まった学び舎を旅立ちました。幼稚園から長い時間をともに過ごしてきた2人は、これから別々の進路を歩み出します。写真は南郷校長から卒業証書を受け取る卒業生。

卒業式のために普段とは装いを変えた図書広場に卒業生が入場すると、会場に大きな拍手が響き渡りました。卒業証書授与では、南郷市兵校長が一人ずつ呼名し順に卒業証書が手渡されました。

南郷校長は「大熊中学校に入学し、義務教育学校の開校、町への帰還、新校舎の落成。激動の時を、常に最高学年として牽引してきた2人の後に学び舎ゆめの森の道は築かれてきました。旅立つ2人に自分が生きたい人生を生きてほしい、自分が生きたい社会を生きてほしい。それが願いです」と式辞を述べました。

在校生の代表者は2人との学校生活の思い出の数々、2人が卒業した後の目標や夢を述べ、最後に全員で音楽家・関口直仁さんの楽曲「たねをまこう」の歌をプレゼントしました。

在校生の送辞を聞く卒業生

思い出の校舎からの旅立ちに寂しそうな卒業生

卒業生の2人は答辞の最後に歌「旅立ちの日に」を披露。それぞれの夢を目指して進んでいくことを誓い、新たな一歩を踏み出しました。

在校生と一緒に最後の校歌を歌う卒業生ら

胸を張って堂々と退場する卒業生に、保護者、教職員、在校生らは大きな拍手で送りました。

教員に感謝を伝える卒業生

一緒に過ごした在校生、教職員らに見送られる卒業生ら

在校生と握手する卒業生

在校生から花束を受け取る卒業生

卒業生は校旗を運ぶ旗手が待つ場所で、最後に大きく手を振り笑顔でお別れをしました。

設立後初めてとなる認定こども園学び舎ゆめの森の卒園式が3月22日に行われ、1人が卒園しました。写真は、拍手で迎え入れられる卒園生。

南郷市兵園長から卒園証書を受け取った卒園生は、式を見守る両親のもとへ駆け寄り「いつもこども園に送ってくれてありがとう」と感謝を伝えました。

式後、園から巣立つ卒園生を在園児らが見送りました。園児一人一人から、花の形をかたどったメッセージカードや花束が送られました。

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