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東京でふくしまスイーツフェスティバル(2024年2月24日撮影)

高校生が考案した福島県の特産品を使ったスイーツが楽しめる「ふくしまスイーツフェスティバル」が2月22日から25日までの4日間、東京都渋谷区の代々木公園で開かれました。イベントは「魚ジャパンフェス2024in代々木公園」、「発見ふくしまお魚まつり」と同時開催され、連日多くの来場者でにぎわいました。写真は、キウイのスイーツを味わう来場者ら

会場では、大熊町のキウイフルーツ、富岡町のパッションフルーツ、楢葉町のサツマイモをそれぞれ使ったスイーツがキッチンカーで販売されました。

商品は、昨年8月の「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」で受賞した高校生が有名スイーツ店のシェフと共同で開発したものです。写真は、レシピを考案した生徒と監修した江森シェフ(右)

大熊町のスイーツは、グリーン、ゴールド、レッドの3種のキウイフルーツを使ったカップスイーツ「パルフェキウイ」。大人も子どもも喜ぶデザートになりました。

スイーツには3種のキウイフルーツが使われ、レッドは町内産。グリーンとゴールドは関本元樹さんが避難先の千葉県香取市で栽培したキウイを使用しています。来場者は味の違いを楽しみながら味わっていました。

レシピはキウイ部門で大熊町賞を受賞した宮城県の高校生2人が考案し、ミラノ万博のスイーツワールドカップで世界一になった神奈川県のMAISON GIVRÉE(メゾンジプレー)のオーナーパティシエ・江森宏之さん(中央)が監修。今年1月生徒と江森シェフが試作を行い、レシピを完成させました。

スイーツを味わった来場者からは「キウイの味をしっかり感じる」、「甘酸っぱくておいしい」、「キウイとケーキを一緒に食べると味わい深い」など好評をいただきました。

3種のキウイを使った見た目も豪華なカップスイーツ。口に入れる瞬間、笑顔がこぼれます。

大熊町のカップスイーツ「パルフェキウイ」はゴールドとレッドのキウイをソースにして、、ミルクパンナコッタ、ヨーグルトソフトクリームを重ね、カットしたグリーンキウイを添えました。ソフトクリームで冷えすぎないように2種類のチーズケーキも加えました。

キッチンカーで作られたスイーツを受け取る来場者。

イベント会場には大熊町のブースも用意され、ネクサスファームおおくまやおおくまキウイ再生クラブが出店し、大勢の来場者が訪れました。

監修した江森シェフは「高校生のアイデアと大熊町のキウイを一つにして、パフェ仕立てにした。イベント当日、関本さんにフレッシュなキウイを届けてもらい出来立てが提供できた。心に残るようなデザートに仕上がったので、このスイーツで大熊を知るきっかけや訪れるきっかけが作れたらうれしい」と話しました。写真は、スイーツをPRする江森シェフ(左)と関本さん(右)

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