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大熊町写真館 > (東日本大震災後)年別 > 2024年 > きぼうの桜 卒園・卒業記念植樹(2024年3月8日撮影)

きぼうの桜 卒園・卒業記念植樹(2024年3月8日撮影)

町立学び舎ゆめの森の卒園児と卒業生の3人が3月8日、卒園・卒業を記念し、大川原地区の頭森公園に桜の苗木を植樹しました。植えられた桜は「きぼうの桜」という名前で、国際宇宙ステーション「きぼう」に運ばれて宇宙で約8か月を過ごした「宇宙桜」と呼ばれる桜の種から育てた苗木です。

苗木は、桜を宇宙からも見える復興のシンボルにして震災の風化を防ぐ「きぼうの桜プロジェクト」を実施する一般財団法人ワンアースの支援を受け、きぼうの桜を育てている北杜市から譲り受けました。写真は、学び舎ゆめの森で開かれた記念式典で、宇宙飛行士の山崎直子さんからのビデオメッセージが披露された様子です。

記念式典でワンアースの長谷川洋一代表が「きぼうの桜ロジェクト」について説明しました。

ワンアースの長谷川洋一代表(左)から宇宙桜の証である宇宙フライト証明書を受け取る卒業生。

ワンアースの長谷川洋一代表(右)と甚野源次郎顧問(左)から3人へ宇宙桜の証である宇宙フライト証明書と地球をイメージした直径約5センチのラピスラズリの玉「紲石(きずないし)」が手渡されました。

記念式典で記念撮影に収まる出席者ら

式典後、3人は頭森公園できぼうの桜の根本にシャベルで土をかけて桜の成長を願いました。写真は、桜の木のすぐ近くに紲石(きずないし)を埋める卒園児

植樹した卒業生は「100年先も震災が忘れられないように、桜が町の復興のシンボルになってほしい」と話しました。写真は植樹を終えた卒園児と卒業生の3人。

北杜市で苗木の贈呈式に参加する関係者ら

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