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みんなで作ろう おおくま学園祭2023(2023年3月12日撮影)

下野上地区の大熊インキュベーションセンターで3月12日、交流イベント「おおくま学園祭」が開かれました。特定復興再生拠点区域の避難指示解除後、区域内でイベントを主催するのは初めて。会場を訪れた約1,500人の来場者が音楽やお笑いのライブイベントを楽しみました。音楽ライブでは、福島市を拠点に活動するバンド「アキレスと亀」のボーカル・ギターで大野小出身のヨシダユウスケさん(中央)が、母校で小学生時代の思い出を込めた歌を披露しました。

大熊インキュベーションセンターの会場には飲食店や雑貨店のほか、同センターの入居企業による展示などが並び、 大勢の来場者が旧大野小学校の面影を残した施設でのイベントを楽しみました。

正面玄関前に展示されたデロリアン。真上に跳ね上げるのが特徴のガルウイングドアは遠くからでも目立ちます。順番で運転席に座り記念撮影をする人も多く見られました。

大熊インキュベーションセンター1階の交流スペースは、自由に食事や交流を楽しむことができ、一角にはふたば未来学園の物品販売もあり来場者でにぎわいました。また、奥のコワーキングスペース(写真左上)では、プログラミング教室やドローン展示なども行われました。

大熊インキュベーションセンターを利用する企業がこども向けのプログラミング教室を開催。子どもたちは集中して最後まで取り組んでいました。

ふたば未来学園の物品販売コーナーには、大熊町のいちごやキウイを使って作られたマドレーヌの焼き菓子がたくさん用意されました。

駐車場エリアの一部にはキャンピングカーや電気自動車などが展示され、来場者は室内装備や新しい工夫などの説明を聞きながら見て回りました。

グラウンドエリアには、大熊インキュベーションセンターを利用する企業がドローンの実演を行い、最先端の技術を紹介しました。

いわき市のご当地アイドル「アイくるガールズ」が出演した音楽ライブ。歌とダンスで盛り上げました。

ステージで演劇を披露した「ふたば未来学園演劇部」の皆さん。

お笑いライブには、くまだまさしさんやスリムクラブ、マテンロウ、カゲヤマ、 入間国際宣言、ナイチンゲールダンス、ぺんぎんナッツが登場し、会場を盛り上げました。

フードエリアには大熊初出店のグルメをはじめ、県内外から約20店舗が集まり、訪れた来場者でにぎわいました。

ステージでは、若手起業家による発表会が行われ、大熊インキュベーションセンターで起業を学んだ起業家らが自身の事業内容を発表しました。

大勢の来場者が集まったステージイベント。電力供給は、ステージ下に置かれたトヨタMiraiから給電されていました。

屋外の店舗では飲食店の他、アクセサリーなどの雑貨を販売する店も並びました。

インキュベーションセンター正面玄関前にはキッチンカーが並び昼食時には行列ができました。

音楽ライブで熱唱する「湘南乃風」の若旦那としても知られる新羅慎二さん(中央)。

曲に合わせて手拍子をする来場者。

同日、大野病院敷地内にある地域活動拠点 「KUMA・PRE(クマプレ)」でフード・クラフトイベント「1日だけのYour Table(ユアテーブル)」が開かれました。大熊インキュベーションセンターとKUMA・PREの連携企画として2つの会場を行き来できるウォークラリーも実施され、ゆっくりと自然観察をしながら参加する来場者の姿も見られました。

大熊町のショウガやキウイを使った飲み物、いちごを使ったクレープなど県内外から集まったキッチンカーや飲食店が並び、来場者は多彩なメニューを楽しみました。

レザークラフトを体験する来場者。その他、クラフトブースではガラスビーズアクセサリーやキャンドル、カップスリーブづくりなどを楽しみました。

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