大熊町民が集う「大熊町ふるさとまつり」。
会場にはアトラクションステージやワークショップ、飲食店ブースなどがぎっしりと並び、大川原地区で採れたサツマイモ「紅はるか」と「シルクスイート」、町内産コシヒカリの無料配布や、震災前の「熊川の鮭まつり」で毎年振る舞われていた鮭汁の無料配布など、秋の恵みを気軽に楽しめるブースが人気を博します。
ステージでは、熊川稚児鹿舞保存会による大熊町無形民俗文化財の熊川稚児鹿舞の披露やお笑い芸人によるショー、ヒーローショーなどを次々に展開。
町の特産品で作った「帰忘郷あまざけ」、喫茶レインボーの「おおくまベリーみるく」、「大川原地区の生姜を使ったジンジャーエール」の早飲み競争では、ステージで奮闘する家族や友人、知人の皆さんにたくさんのエールが送られます。
旧大熊町役場のほど近く、県道251号線沿いにゆったりと連なる銀杏並木。
秋になれば黄金色に染まり、青く晴れた秋空とのコントラストはまるで童話の世界のように幻想的です。
黄金色のトンネルをくぐりながらお散歩すれば、落ち葉や銀杏の実を拾って工作に活かす楽しみも。
例年の見ごろは11月中旬。
グリーンからグラデーションを描いて色づいてゆく過程もとてもきれいです。