町は7月11日、図書館・民俗伝承館の存続などを求める陳情書を5月に提出した発起人の町民らに対し、解体方針についての説明会を開きました。
町は活用が見込めない建物に対し、多額の復旧費や維持費を支出することは適切ではないと考えていること、避難指示解除後の生活環境の整備や移住定住を促進するため、大野駅周辺の開発は不可欠であること等の理由から、解体方針の変更はできないことを説明しました。
町は駅西エリアに整備を検討している社会複合施設において、町での暮らしや歴史、学びと読書の文化をしっかり未来へ継承していきます。
町の説明を受ける発起人ら
町を存続させるため、これから町に戻りたい方や町内で働く方への暮らしの場の提供が欠かせません。町の取り組みにご理解をよろしくお願いします。
※説明会資料や質疑応答は、「大熊町図書館・民俗伝承館の存続を求める陳情について」に掲載しています。