町は、町除染検証委員会からの「特定復興再生拠点での準備宿泊に伴う放射線被ばくリスクは十分に低減している」という中間報告を受けて、11月13日・14日に県内4か所で準備宿泊に関する懇談会を開催しました。4会場で100人を超える参加があり、準備宿泊を開始するにあたっての懸念事項や疑問点、放射線に関する不安など、多くのご質問、ご意見をいただきました。
その結果、準備宿泊を実施することへの反対意見はなかったことから、国と協議を行い、
特定復興再生拠点で
11月30日(火曜日)から立入規制緩和を実施
12月3日(金曜日)から準備宿泊を開始
することを決定しました。
なお、事前登録の詳細など準備宿泊全般に関する説明資料を、町と原子力災害現地対策本部から対象となる町民の皆さまにダイレクトメールで郵送しますので、ご確認ください。
準備宿泊の期間については、来年春に予定されている特定復興再生拠点の避難指示解除までになります。
特定復興再生拠点の範囲については、次の図を参考にしてください。
特定復興再生拠点の立入規制緩和に伴い、帰還困難区域内に立ち入るための有人ゲートの位置が変わります。
11月30日(火曜日)に特定復興再生拠点内の4か所の有人ゲートが廃止となり、新たに3か所の有人ゲートが設置されます。
また、新たに特別通過交通ルートが町道東67号線およびその沿線に追加され、既存のものも含め、国道288号を除くすべての特別通過交通ルートで自動車・自動二輪車の通行が可能(自転車・徒歩は不可、国道288号は自動車のみ)となります。
町内を通行される際は、ゲート等の位置を事前にご確認ください。
有人ゲート・特別通過交通ルート位置図 [PDFファイル/1.03MB]
立入規制緩和に伴い、有人ゲートを利用して事業者が公益目的での一時立ち入りを行う際、次のとおりゲートの読み替えを実施し、新たに申請をし直さずに継続的に通過できます。
新ゲート | 読み替える旧ゲート |
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双葉病院前ゲート | 大野病院前ゲート、旧役場前ゲート、三角屋交差点西ゲート |
新町大橋ゲート | 大野病院前ゲート、旧役場前ゲート、三角屋交差点西ゲート |
滑津橋ゲート | 東67号線ゲート |
また、無人バリケードについては、新設のものはすべて改めて立入申請が必要となります。鍵番号を開示されているバリケードの近くに設置された新バリケードについても、鍵番号が新たに付与されるため、立ち入りの際はご注意ください。