そこは、未来の
イノベーション産地。
大熊町の概要
大熊町は、2011年3月に発生した東日本大震災および原子力災害により、全町避難を経験しました。しかし、震災を経てなお未来に向けた様々な取り組みを進めています。
復旧作業が進み、2019年には町の一部地域で避難指示が解除され、2020年にはゼロカーボン宣言、2022年には町中心部の避難指示解除や大熊インキュベーションセンターの開所など、新たなまちづくり産業創出を目指した取り組みを行っております。
Profile
- 面積
- 78.71km2
- 位置
- いわき市より北に49km、宮城県仙台市より南に103km
- 標高(海抜)
- 3~676m
大熊町の歩み
2011年3月11日
東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故
2019年4月10日
居住制限区域・避難指示解除
準備区域の避難指示解除
2019年5月7日
大熊町役場町内で業務再開
2019年10月1日
大熊町再生賃貸住宅入居開始
2020年2月9日
ゼロカーボン宣言
2020年3月14日
常磐線再開
2021年4月7日
商業施設「おおくまーと」オープン
2021年10月17日
交流施設 「linkる大熊」オープン
2021年10月17日
宿泊施設「ほっと大熊」オープン
2022年7月22日
インキュベーションセンター オープン
2023年
町立認定こども園・義務教育学校
「学び舎ゆめの森」
町内で開園・開校
2024年
産業交流施設 オープン(予定)
2024年~
「双葉地域における中核的病院」
整備に向けて検討中
ゼロカーボン宣言
大熊町は、原子力災害からの復興を進める長期的な針路として、2020年2月19日、小泉進次郎環境大臣(当時)立ち会いのもと、「ゼロカーボン宣言」をしました。また、ゼロカーボンを復興の軸とした新しいまちづくりを目指すべく、基本戦略や取り組み方針等をまとめた「大熊町ゼロカーボンビジョン」を2021年2月に策定し、未来のための取り組みを始めています。
基本戦略
再エネ導入目標
- 太陽光:60
-
風力:30
その他(小水力波力・バイオマス)
ゼロカーボン実現に
向けた具体的な取り組み
-
取組方針 ①
再生可能エネルギーの
最大限導入需給一体型再エネの導入/大規模・安定電源の開発
-
取組方針 ②
地産地消システムの構築
地域新電力による統合的・有機的な仕組みづくり
-
取組方針 ③
快適で省エネな
ライフスタイルおおくまゼロカーボン建物の推進/環境行動推進/おおくまゼロカーボン住宅の推進/モビリティのEV・FCV化/公共交通のスマート化
-
取組方針 ④
ゼロカーボンを
源泉としたまちづくり駅前スマコミ/RE100産業団地の整備/移住・定住促進/企業誘致
-
取組方針 ⑤
豊かな森里川海との共生
持続可能な森林経営の推進/グリーンインフラの整備
-
取組方針 ⑥
官民一体の推進体制
推進協議会の設立・運営