帰還者向けの復興公営住宅に設置する屋外家具のタイルに、町の子どもたちが心和ませる絵付けを行いました。
屋外家具は町内大川原に整備する復興公営住宅の共有スペースに設置する予定で、会津若松市の会津工高建築インテリア科が県の依頼を受けてテーブルといすを制作しています。タイルは天板や座面に用いるそうです。
絵付けは大熊中仮設校舎で行い、小中学生など約20人が参加。下書きで図柄を決めた後、会津工高教諭や生徒のアドバイスを受けながら絵筆を走らせました。仕上がったタイルには「おかえりなさい」「一歩前進」などの言葉を記したものもありました。
タイルは会津工高の窯で焼いて完成させます。参加者は作品が帰還者を出絵付けしたタイルと一緒に迎える様子に思いを馳せていました。