町消防団の秋季検閲式が10月7日、会津若松市の熊町・大野小校庭で行われました。
今年は団員57人が参加。通常点検で渡辺利綱町長や来賓の検閲を受けた後、規律訓練、分列行進で統率の取れた動きを披露しました。
渡辺町長は「団員の減少で消防団を取り巻く環境は厳しいが、士気おう盛な姿は心強い。消防団に対する町民の期待は大きく、復興に向けてさらなる精進を願う」と講評訓示しました。
今年4月の浪江、双葉両町にまたがる大規模な山林火災では、現場が帰還困難区域だったために消防団員が消火活動に参加できませんでした。加藤直人団長は「悔しくてたまらない。広域消防、双葉郡全体の連携を視野に入れ、いろんな問題点を改善していかないと、地域の生命、財産を守ることは困難」と課題を提起した上で「これまで経
験したことのない状況下で、団員一丸でまい進します」と誓いました。
席上、各種表彰者が紹介されました。このうち、町消防団長表彰の受章者は次のとおりです。