避難先の会津若松市で交通整理のボランティアを続けてきた赤井光清さん(81)が、いわき市に転居するため10
月20日で活動を終えました。
赤井さんは大熊町で40年以上交通安全活動に携わり、会津若松市では平日に毎朝、鶴城小学校前と町役場会津若松出張所前の横断歩道で交通整理を行ってきました。
最後の日、交通整理を終えた後、渡辺利綱町長が「制服姿を見られないのは寂しいですが、これからも元気で活躍してください」と労をねぎらうと、赤井さんは「長いようで短い6年半、自分なりに一生懸命やってきたつもりです。会津の方々にお世話になり、鶴城小の子どもたちと交流できた。本当に親切な人たちで、こんなに幸せだったことはない」と声を詰まらせていました。職員からは花束や記念品を贈られました。