町商工会の理事会が12月21日、町役場会津若松出張所で開かれ、商工会館があったJR大野駅近くに将来、本所機能を移す方針を決めました。
このエリアは、町の特定復興再生拠点区域として、JR常磐線の全線再開に合わせ、除染が進められます。これに合わせ、現在いわき市にある本所機能を町内に移す考えです。ただ、商工会館は震災の被害を受けていて改修が必要なため、移転先とするかどうかは今後検討します。
商工会は現在、大川原地区に現地連絡事務所の機能を兼ねた倉庫の建設を進めており、4月に開所する予定であることも確認しました。
理事会に続いて町長を囲む懇談会が開かれました。席上、蜂須賀禮子会長は「町や町議会は常に商工会のことを気に掛けてくれている。期待に応え、町とともに歩んでいきたい」と述べました。