東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から13年となる3月11日、町内で町民有志らによる追悼イベント「おおくま3.11のつどい」が開かれました。
花を手向け祈りを捧げる学び舎ゆめの森の子どもたち
会場となった大熊町役場前の広場には、2024年にちなんだ2024羽の折り鶴が掲げられ、その中心に慰霊の標柱が建てられました。また、献花台も設置され、訪れた町民らが次々に花を捧げました。
会場に設置された標柱と献花台、折り鶴
献花台の前で祈る町民ら
献花を行う吉田町長(中央)
地震発生時刻の午後2時46分には、町民や学び舎ゆめの森の児童生徒らが折り鶴の前に並び、町消防団ラッパ隊の演奏に合わせて黙とうを行いました。
町役場前広場で黙とうする町民や児童生徒ら
イベントの実行委員長を務めた松永秀篤さんは「震災の体験を語り継ぎ、災害に備えてもらい減災・防災につなげたい。震災を忘れないための催しとして続けていきたい」、吉田淳町長は「町民にとって重要な節目の日。それぞれの思いを胸に祈念いただきたい。これからも皆さまと共に明るい未来を切り開く」と述べました。
献花と黙とうを行った学び舎ゆめの森9年生の石井埜乃佳さんは「震災を忘れず、今後の人に伝えていきたい。復興してにぎやかな町になってほしい」と述べました。
追悼イベント「おおくま3.11のつどい」の詳しい様子は、大熊町写真館に掲載しましたので、ぜひご覧ください。