第2次岸田第2次改造内閣で入閣した土屋品子復興大臣が9月20日、町内を訪れ吉田淳町長と面会しました。
土屋大臣は「復興の司令塔という重責を感じている。現場主義を徹底し、きめ細やかに対応する」、吉田町長は「復興に向けて課題が山積している。生活環境の整備、住民の帰還・移住の促進に向け一層の力添えをいただきたい」と述べ、吉田町長から土屋大臣に要望書が手渡されました。
土屋復興相(右)に要望する吉田町長と吉岡健太郎町議会議長(左)
土屋大臣は10月12日にも来町し、特定帰還居住区域に設定された下野上1区の先行除染エリアを視察。帰還意向がある町民の自宅を訪れて、区域内の現状を確かめ「戻りたい方全員の一日も早い帰還に向け、改めて決意した」と述べました。
下野上1区の先行除染エリアを視察する土屋復興相(中央)
また同日、伊藤信太郎環境相が来町。中間貯蔵施設の視察後、吉田町長と意見交換を行いました。
伊藤大臣は「特定帰還居住区域は住民の意向を伺いながら除染・解体を行う。帰還困難区域全域の避難指示解除に向け、環境省一丸となって進める」、吉田町長は「先行除染は1日でも早く作業が行われるよう円滑に進めていただきたい」と述べました。このほか、吉田町長から伊藤大臣に要望書が手渡されました。
吉田町長と意見交換を行う伊藤環境相(右から2人目)
国の原子力災害現地対策本部長を務める岩田和親経済産業副大臣が9月27日、町を訪れ吉田町長と面会。岩田副大臣は「廃炉と福島の復興は最重要課題。責任を持って前に進める」、吉田町長は「廃炉とALPS 処理水については国が前面に立って対応していただきたい」と述べました。
吉田町長と面会する岩田副大臣(右)