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土屋復興相、伊藤環境相に要望

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月12日

閣僚・副大臣らが相次ぎ来町

第2次岸田第2次改造内閣で入閣した土屋品子復興大臣が9月20日、町内を訪れ吉田淳町長と面会しました。

土屋大臣は「復興の司令塔という重責を感じている。現場主義を徹底し、きめ細やかに対応する」、吉田町長は「復興に向けて課題が山積している。生活環境の整備、住民の帰還・移住の促進に向け一層の力添えをいただきたい」と述べ、吉田町長から土屋大臣に要望書が手渡されました。

土屋復興相(右)に要望する吉田町長と吉岡健太郎町議会議長(左)
土屋復興相(右)に要望する吉田町長と吉岡健太郎町議会議長(左)

土屋大臣は10月12日にも来町し、特定帰還居住区域に設定された下野上1区の先行除染エリアを視察。帰還意向がある町民の自宅を訪れて、区域内の現状を確かめ「戻りたい方全員の一日も早い帰還に向け、改めて決意した」と述べました。

下野上1区の先行除染エリアを視察する土屋復興相(中央)
下野上1区の先行除染エリアを視察する土屋復興相(中央)

また同日、伊藤信太郎環境相が来町。中間貯蔵施設の視察後、吉田町長と意見交換を行いました。

伊藤大臣は「特定帰還居住区域は住民の意向を伺いながら除染・解体を行う。帰還困難区域全域の避難指示解除に向け、環境省一丸となって進める」、吉田町長は「先行除染は1日でも早く作業が行われるよう円滑に進めていただきたい」と述べました。このほか、吉田町長から伊藤大臣に要望書が手渡されました。

吉田町長と意見交換を行う伊藤環境相(右から2人目)
吉田町長と意見交換を行う伊藤環境相(右から2人目)

国の原子力災害現地対策本部長を務める岩田和親経済産業副大臣が9月27日、町を訪れ吉田町長と面会。岩田副大臣は「廃炉と福島の復興は最重要課題。責任を持って前に進める」、吉田町長は「廃炉とALPS 処理水については国が前面に立って対応していただきたい」と述べました。

吉田町長と面会する岩田副大臣(右)
吉田町長と面会する岩田副大臣(右)

土屋復興相に対する要望内容(抜粋)

  1. 特定復興再生拠点区域外における取り組みの具体化について
    • 特定帰還居住区域復興再生計画の速やかな認定と遅滞ない除染。継続的かつ複数回の意向把握
    • 実態に即した帰還形態の容認
    • 着実・効果的な先行除染
    • 高線量率地帯での効果的な除染方法の検討と対策
    • 残された土地・家屋等の扱いの速やかな方針提示
    • 帰還困難区域全域の避難指示解除に向けた方針の早急な具体化 など
  2. 復興のスタートに立つ町への重点的サポート
    • 福島再生加速化交付金や自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金等の財源確保と弾力的な運用
    • 高速道路の無料措置の継続、医療費の一部負担金、国民健康保険税等の減免の継続、被災者生活再建支援金の申請期間延長 など
  3. ALPS処理水をめぐる責任を持った対応
    • 海洋放出決定の責任を持った科学的根拠に基づく情報発信
    • 万全な風評対策と実効性のある事業者支援策の取り組み
    • 風評影響が生じた際の、農林水産物の一時的買取・保管と被害者に寄り添った賠償枠組み など
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