令和5年度第1回大熊町総合教育会議が5月29日、大熊町役場で開かれ、大熊町社会教育複合施設の基本構想が策定されました。
施設は、町に関心がある人々が集い、交わり、学び、活動する場の創出を目的に、図書館・博物館・公民館等の機能を融合して整備されます。
構想では、町に関わるすべての人を対象とし、「大熊で学ぶ 大熊の記憶をつなぐ」をコンセプトに「大熊での学びを支える資料や情報を大切にする」「先人が積み重ねた知識に学び、経験を共有する」などの5つの活動方針が定められました。施設の延床面積は約5,000平方メートル。下野上地区の大野駅西側に建設されます。
今後、基本計画と基本設計、実施設計が行われ、令和7年度に着工、令和9年度末の完成・開館が予定されています。
佐藤由弘町教育長は「人づくりの視点からも施設の在り方が重要になる。一人ひとりが健康で心豊かに生活できるような社会教育環境を整えたい」と述べました。
町総合教育会議に臨む出席者