町内下野上地区の町立大熊町保育所が3月25、26日の2日間、施設内に残された私物の持ち出しのため、町民らに開放されました。
町保育所には震災時、園児140人が在籍していました。震災当日の夜に園児全員を保護者への引き渡しを終えましたが、施設内には当時、お昼寝に使っていた布団や着替えの服などがそのまま残されていました。
開放された2日間で74人の町民らが訪れ、震災当時、通っていたクラスで思い出をたどりながら、自分の服や似顔絵などを持ち帰りました。施設は今後、解体される予定です。
ロッカーに残っていた服を確かめる町民