令和4年度大熊町戦没者追悼式・慰霊祭が10月19日、町交流施設linkる大熊で開かれました。
主催の町と町遺族会は、避難と新型コロナの影響で震災後の開催を見送っていましたが、町内に開催可能な施設が完成したことから、12年ぶりに町内での開催を決めました。
追悼式は双葉地方町村会、慰霊祭は郡遺族会の共催で行われ、町遺族会や郡内町村から約60人が参列しました。
追悼式に臨む参列者
追悼式では、吉田淳町長が「町民の心を大切にした、平和で明るい町を築くために努力する」と式辞を述べ、参列者が献花を行いました。
追悼式で献花を行う参列者
続く慰霊祭では、町遺族会の沢原善男会長が「恒久平和の実現に向けて、戦争の悲惨さと平和の尊さを継承する」と祭文を読み上げました。また、参列者が玉串を捧げ、戦没者の冥福を祈りました。
慰霊祭で祭文を読む沢原会長