町内熊旭台の特定復興再生拠点区域内にある試験田で9月27日、稲刈りが行われました。収穫されたのは、5月に植えられた県のオリジナル品種「天のつぶ」。町農業委員と町職員ら5人が放射性物質検査に必要な試料約1kg分を鎌で刈り取りました。
特定復興再生拠点区域での試験栽培は今年で3年目。検査結果に問題がなければ、来年から実証栽培に切り替える予定です。町農業委員会の根本友子会長は「来年から実証栽培を進め、実り多い秋を迎えたい。味わった方のおいしいという声で作り手の意欲を高めたい」と話しました。
試験栽培された天のつぶを収穫する根本会長