9月10日、標葉(しねは)祭りが町交流ゾーンで開かれました。標葉祭りは浪江町青年会議所(浪江JC)主催による標葉地域4町村(大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村)の食文化や伝統芸能などの魅力を発信する秋の恒例行事で、町内での開催は今回が初めて。
ステージイベントで、町からは町無形民俗文化財「熊川稚児鹿舞(くまがわちごししまい)」が披露されたほか、町民有志の音楽サークル「大熊音楽連盟」と町立校学び舎ゆめの森の教職員・児童生徒による「ゆめの森バンド」が共演し、会場を盛り上げました。
披露された熊川稚児鹿舞
事前に行われたブース出展アイデアコンテストで同校の石井埜乃佳さんが最優秀賞を受賞。当日の会場には、石井さんのアイデアが採用された特設ブースが設けられました。来場者から4町村の魅力が書かれた手形を集め、円形に並べることでヒマワリを表現。大輪のヒマワリの絵が完成しました。
石井さんのアイデアでつくられたヒマワリの絵
コンテストの表彰式で、浪江JC の杉本誠理事長から石井さんが表彰されたほか、児童生徒や教職員、保護者らによるよさこいが披露され、イベントに花が添えられました。
学び舎ゆめの森の児童生徒、保護者、教職員らによるよさこいの披露