県が「ふくしま復興再生道路」として整備を進めていた町内野上地区の国道288号バイパス「野上小塚工区(2.1km)」が7月16日、全線開通しました。
同工区は山間部にあり、道幅が狭く急カーブ、急こう配が続く区間。平成30年度に着工し、今年2月に中屋敷トンネルを除く一部区間で通行が可能となっていました。このバイパスの完成により、安全確保の課題が解消され、より安全に、より短時間での通行ができるようになりました。
同日、同工区の中屋敷トンネル入り口で開通式が行われました。内堀雅雄県知事は「双葉地域と県中地域との交流が活性化して、それぞれの地域が発展することを期待している」、吉田淳町長は「町民の帰還促進、産業の活性化につながる」と述べました。関係者はテープカットとくす玉割りで開通を祝った後、通り初めを行いました。
テープカットに臨む関係者