町出身者が抱く課題の解決を通して町再興を考えるワークショップ「NEXT大熊」が昨年12月から4回にわたり開かれました。
町民と町を応援したい人を結び、まちづくりを担う人材の育成を目指す団体「大熊つなげ隊」の主催。関本元樹さんの「町の特産だった梨とキウイの味を町出身者に届けたい」、佐藤真喜子さんの「芸術で町内につながりをつくりたい」という町出身者2人の想いをテーマに、参加者が実現に向けてアイデアを出し合いました。
4回目のワークショップは1月15日、町交流施設linkる大熊で開かれました。オンライン含め40人が参加し、これまでの成果を発表しました。
関本さんのテーマでは、参加者がそれぞれ考えた料理やスイーツを紹介。キウイを町内や浜通りの食材と組み合わせた商品の開発が提案されました。佐藤さんのテーマでは、佐藤さん自身が「町民に親しみのある盆踊りを演劇や音楽等とかけ合わせ、だれでも楽しむことができる祭りを町内で開きたい」と企画を披露しました。
同団体の代表・平間一輝さんは「大熊への思いあふれる企画となったので、ぜひ実現させたい」と述べました。
記念撮影に収まる参加者