福島高専は12月11日、大熊町役場で除去土壌等の再生利用に関する勉強会を開きました。
除染によって生じた除去土壌などのうち、減容化で分離された汚染の程度が低い土壌の再生利用について、高専生と地域住民がコミュニケーションを取りながら考える取り組みです。勉強会には、学生と町民ら35人が参加しました。
学生らは町内での花畑づくり活動「大熊町花舞台」などを通して学んだことを発表。学生から、中間貯蔵施設の敷地に除去土壌を活用して公園をつくり、負のイメージを払しょくする復興のシンボルとしてはどうかという意見が出されました。その後、参加者は班に分かれて除去土壌の再生利用について意見交換を行いました。
勉強会で意見交換を行う参加者