町除染検証委員会は10月25日、特定復興再生拠点の除染についての検証結果を取りまとた中間報告を町に提出しました。河津賢澄委員長が吉田淳町長に報告書を手渡し、拠点内の空間線量率がおおむね3.8μSv/h(マイクロシーベルト)以下となり、住民の準備宿泊に伴う放射線被ばくリスクは十分に低減していると判断したことを報告しました。
町はこれを踏まえて、今後の立入規制緩和や準備宿泊について検討を進め、町議会や町民に対し説明を行う予定です。また、同委員会は今後も同拠点の避難指示解除へ向けた検証を行い、最終的な報告を取りまとめます。
吉田町長に報告書を手渡す河津委員長(右)