おおくままち物語伝承の会は11月4日、田村市文化センターでまち物語コンサート田村市公演を開きました。
田村市の芸能団体との共催で、田村市民の方も芸能発表に出演しました。田村市の民謡・田村盆唄の演目では、歌にあわせて町民と市民らが一緒に踊りを披露しました。また、歌手の岬はな江さんがミニコンサートを行いました。
絵おと芝居の上演では、町民らが日隠山や山本八重などを題材にした物語を紙芝居にして表現。スクリーンに映し出される絵に合わせて芝居をしたり、歌と踊りを披露したりしました。
会の代表を務める橘秀人さんは「避難の際、お世話になった田村市の皆さんに感謝を伝え、交流する機会をつくりたかった。共演できてうれしい」、観覧した田村市民の方は「大変な経験をした町民の皆さんの気持ちが伝わり、胸が熱くなった」と話しました。
出演した大熊町と田村市の皆さん