東日本大震災の被災地から集めた特産物を宇宙へ打ち上げる東北復興宇宙ミッションに町のヒマワリの種が参加しました。種は6月4日から7月10日までの37日間宇宙を旅し、地球に帰還しました。
種の引き渡し式は7月20日、大熊町役場で行われました。ミッションの事務局を務めた一般財団法人ワンアースの長谷川洋一代表理事から吉田淳町長と町ひまわりプロジェクトの根本友子会長に種が手渡されました。
代表理事(左)からヒマワリの種を受け取った町関係者
吉田町長は「ヒマワリは数少ない町のおもてなしになっている。夏の風物詩として大切に育てたい」、根本会長は「毎年つないでいるヒマワリの種が宇宙まで行ったと思うと感慨深い。必ず大輪のヒマワリを咲かせて、種をつないでいきたい」と述べました。
種は、同プロジェクトがざる菊を植えた大川原地区の農地にまかれました。1週間ほどで無事に発芽し、順調に育っています。開花は9月の予定です。
帰還した種から育つヒマワリ