除染した町内の土地で耕作が可能かどうかを調べるコメの試験栽培が始まり、5月19日に大川原字南平の水田で田植えが行われました。
まとまった面積でコメを栽培するのは、東日本大震災後初めてとなります。町農業委員会やJA、県、町の担当者ら約20人が参加し、除染を終えた約25アールの水田に機械でひとめぼれの苗を植えました。帰還困難区域の下野上字清水にある実証田約72平方メートルでも田植えを行い、農業委員らが手で苗を植え付けました。
収穫したコメは放射性物質の濃度を調べる分以外廃棄されますが、参加した皆さんは4年ぶりの田植え作業に生き生きと取り組んでいました。