大熊町保健協力員の平成26年度総会および研修会が5月26日、会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれ、会津、いわき、郡山の避難先から保健協力員が集まりました。
総会では保健センターの体制、平成25年度保健事業実績の報告、今年度の事業計画について説明がありました。研修会では県保健福祉部県民健康調査課の小谷尚克主幹から県民健康管理ファイルの活用の仕方について詳しい説明がありました。県民健康管理ファイルは自分自身の健康に関する調査や検査結果をまとめて記録、保存できる「家庭用カルテ」です。小谷さんは健康状態を把握し、今後の健康管理に役立ててほしいと呼びかけました。
参加者からは「説明を聞いてファイルの活用法がよくわかった。ぜひ周囲にも広めたい」との声が聞かれました。大熊町民における県民健康調査の回答率は51.6%で、2人に1人の割合です。町もファイルの活用を町民の皆さんに働きかけます。