会津若松市の大熊町役場会津若松出張所前で毎朝、交通整理のボランティア活動を行っている赤井光清さん(78)が同市青少年育成市民会議の「あいづっこ宣言表彰」を受けました。
赤井さんは出張所前の横断歩道で平日の午前7時から8時30分まで交通整理を行い、鶴城小児童や町職員、市民の安全な通勤、通学を見守っています。同市に避難後3年余りにわたり、雨の日も雪の日も続けています。
あいづっこ宣言表彰は青少年の健全育成などに貢献した個人や団体をたたえるもので、赤井さんは地元の鶴城地区青少年育成推進協議会の推薦で受賞しました。5月27日に市内で表彰式が行われ、同市民会議会長の室井照平市長から表彰状を受けました。赤井さんは「避難を受け入れてもらい、お世話になった恩返しだと思って毎日やっています。これからも続けます」と話していました。