「東北花咲かお母さんプロジェクト」が5月10日、役場現地事務所のある坂下ダムで行われ、ダムの湖畔に八重桜と陽光桜合わせて80本が植樹されました。このプロジェクトは、通信販売でおなじみの株式会社フェリシモが震災以降に行っている活動で、被災した地域のお母さんたちに商品を作ってもらい、その売り上げの一部からお母さんたちの地元に花を植える取組を行なっています。
今回の植樹は、大熊町から会津若松市に避難しているお母さんたちが、絵ろうそくやブレスレットなどの商品作りに関わり、その資金を元に「やっぱり大熊町に植えたい」というお母さんたちの願いにより実現しました。
当日は、商品を作ったお母さんたち家族のほか、遠くは愛知県や埼玉県からのボランティアも参加しました。
参加した花咲かお母さんたちは、この桜が大きく見ごろを迎える頃には、みんなが気軽に見に来られる場所になるよう、復興を願いながら一本一本丁寧に桜を植えていきました。