中間貯蔵施設をめぐって「最後は金目でしょ」と発言した石原伸晃環境大臣は6月23日、大熊町役場会津若松出張所を訪れ、渡辺利綱町長に「町民の皆さまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい」と謝罪しました。
石原氏は発言について「6月19日の参議院環境委員会で撤回させていただいた」と述べ「今後も被災者の心に寄り添って丁寧に仕事をさせていただきたい」との決意を伝えました。
これに対し、渡辺町長は「多くの町民が不快な感情を持ったのは事実。しかし、国会終了後速やかに直接謝罪があったことは、我々も大きなけじめとして深く受け止めている。復興に空白は許されず、今後は町民に寄り添って尽力してほしい」と述べました。町議会の渡辺信行副議長は「住民説明会では町民の様々な意見が出された。誠意をもって対応してほしい」と求めました。