避難先のコミュニティ支援や広報活動に当たる大熊町復興支援員に、新たに4人が加わりました。すでに活動を始めている3人と合わせ、支援員は7人となりました。
支援員に仲間入りしたのは、避難者コミュニティ復興支援担当の牟田麻起子さん(29)、冨岡亜紀さん(31)、広報担当の河手恵美子さん(31)、山之内瑞希さん(19)。牟田さんは埼玉県さいたま市浦和区、冨岡さんはいわき市を拠点にそれぞれ町民コミュニティを構築する支援に当たります。河手さんと山之内さんは会津若松市を拠点に情報発信の強化に努めます。
4人は6月9日、町役場会津若松出張所で鈴木茂副町長から委嘱状を受けました。
牟田さんは「町民の町を愛する心をつなぎ、復興への機運を広げたい」、冨岡さんは「たくさんの人と話し、その思いをしっかり引き出したい」、河手さんは「町民の不安が少しでも取り除かれ、心安らぐ時間が増えるよう努力したい」、山之内さんは「皆さんが笑顔になれるような情報発信をしていきたい」とそれぞれ抱負を述べました。