天皇、皇后両陛下は4月28日、東日本大震災から10年が経過した福島県の復興状況をオンラインで視察されました。当初は2月に予定されていましたが、2月13日に県内で震度6強を記録した地震の影響を心配されて、延期となっていました。
大熊町の視察では、両陛下が吉田淳町長、松永秀篤さん、鈴木照重さん、鈴木真理さんの4人と懇談され、震災後の10年の苦労にねぎらいの言葉をかけられました。
懇談後、吉田町長は「両陛下は震災以来ずっと被災者に寄り添っていらっしゃると感じた。新型コロナウイルスがなければぜひ一度お越しいただき、直に町の状況をご覧いただきたい」と述べました。
両陛下とオンラインで懇談する町民ら