東京2020オリンピック聖火リレーが3月25日、福島県楢葉町のJヴィレッジをスタートしました。同日、町内でも聖火リレーが実施され、大川原地区を聖火ランナーが駆け抜けました。
聖火ランナーは、楠隆太さん、赤井憲一さん、野口勝宏さん、坂本ちほさんの4人。4人のランナーは、大川原を東西に延びる町道東67号線の常磐自動車道高架付近から大熊町役場までの約1キロメートルを順番に走り、手にしたトーチで聖火をつなぎました。町内の区間で最終ランナーを務めたのは、町出身の坂本ちほさん。坂本さんは、ふくしま駅伝で町チームとして活躍しており、県実行委員会から町ゆかりの公募枠ランナーとして選出されました。前のランナーから聖火を受け取った坂本さんは、町役場前の広場を一周して庁舎玄関前でゴール。吉田淳町長らに出迎えられました。沿道では、町民や町内で働く人たちが手旗を振りながらランナーを応援しました。
聖火を灯したトーチを掲げ町役場前を走る聖火ランナー
町内で実施された聖火リレーに、サポートランナーとして町民を中心とした13人が参加しました。
サポートランナーは、より多くの方が聖火リレーに参加できる取り組みとして実施。聖火ランナーのすぐ後ろを走って聖火リレーを盛り上げる役目を担いました。
13人のサポートランナーは、町内最終ランナーの坂本ちほさんとともに町役場前を走り、復興が進む町の姿を世界に発信しました。
町内の聖火リレーをゴールし、記念撮影に収まるランナーと関係者ら