大熊町は双葉町とともに10月23日、中間貯蔵施設の候補地となっている地権者に十分な説明をするよう求める申し入れを、国に対して行いました。
9月29日から10月12日まで開かれた用地説明会では地権者から多くの意見が寄せられ、いまだ地権者の理解が十分進んでいない状況にあるといえます。また、説明会の参加者は12会場合わせて延べ901人(大熊町は600人)で、全地権者の半数に満たない結果となりました。
申し入れは望月義夫環境大臣宛で
の2点です。郡山市の福島環境再生事務所県中・県南支所で、渡辺利綱町長と伊澤史朗双葉町長が小里泰弘環境副大臣に申し入れ書を手渡しました。
小里副大臣は「引き続き地権者の方を特定する作業を進め、戸別訪問などを含め、しっかりと説明していきたい」と述べました。
小里副大臣に申し入れ書を手渡す渡辺、伊澤両町長(右)