町立大熊中の卒業証書授与式が3月12日、会津若松市の仮設校舎で行われました。4月に市内の町立小校舎へ移転するため、仮設校舎で最後の卒業式となりました。
卒業したのは、斎藤菖さん、東理このみさん、長谷川心音さんの3人。新井田克生校長は式辞で「あきらめなければ逆境を跳ね返せる」と述べました。卒業証書を受け取った3人は、教師や保護者らに「仮設校舎で過ごした日々は私たちの宝物です。感謝の気持ちを忘れずに一歩ずつ進んでいきます」と感謝を伝えました。
卒業証書を受け取った3人の卒業生
仮設校舎前で見送りの町立小児童らと記念撮影に収まる卒業生
町立熊町・大野幼の修了証書授与式が3月17日、会津若松市の同園で行われ、シエラ・カルビン・クライン・ペレズ君が卒園しました。
東條有克園長が修了証書を手渡し「安心して小学校の授業に取り組み、お兄さんやお姉さんたちと楽しく過ごしてください」と述べました。お別れのあいさつで在園児からエールを送られたカルビン君は「いっぱい思い出ができた。小学校へ行ったら勉強をがんばります」と力強くあいさつしました。
在園児にあいさつするカルビン君(右)
町立熊町・大野小の卒業証書授与式が3月23日、会津若松市の同校で行われ、石井埜乃佳さん、小野明美さん、斎藤羽菜さんの3人が熊町小を卒業しました。
阿部裕美校長が卒業証書を手渡し「中学校でも努力を惜しまず力を発揮してください」と述べました。3人は将来の夢を「花屋さんになって大熊に花時計を作りたい」「パティシエになりたい」「漫画家になりたい」と、壇上で堂々と宣言しました。3人は4月から町立大熊中へ進学します。
卒業式に臨んだ3人の卒業生