今秋の叙勲で前の町長・渡辺利綱さんが旭日小綬章を受賞しました。
大熊町出身の渡辺さんは、1991年から2007年7月まで町議会議員として、4期15年8か月在職し、2003年から2007年まで議長の要職を務めました。2007年に町長選で初当選し、2019年まで3期12年を務め、2011年の東日本大震災発災時には、全町避難や町役場機能移転を陣頭指揮しました。2019年4月には中屋敷・大川原地区の避難指示を解除し、町内に新しく建設した本庁舎を開庁。8年ぶりに帰町を果たし、町復興に尽力しました。
伝達式は11月30日、県庁で行われました。式後、渡辺さんは町役場を訪れ、吉田淳町長に受章を報告しました。
渡辺さんは「町民をはじめ、在職中に協力いただいた皆様の支えで重責を果たすことができた。魅力ある町になっていくのを一町民として見守っていきたい」と話しました。
受章を報告する渡辺さん(左)