大熊町は、平成3(1991)年3月25日からオーストラリアのバサースト市と姉妹都市を締結しています。
オーストラリア連邦 ニューサウスウエルズ州 バサースト市 (Bathurst)<外部リンク>
平成2年3月、大熊町はこれからの国際化に対応できる人材を育成することを目的とした「21世紀の翼」事業として、小学校5年生以上の町民250人をオーストラリアへ1週間派遣し、3日間のホームステイを実施しました。このホームステイを引き受けていただいたのがバサースト市です。
バサースト市はシドニー市から北西へ約200キロ、オーストラリア中部への入り口に位置しています。そのため古くから交通の要所として街づくりが行われました。また、一時は金が発見されたことからゴールドラッシュもおこりました。
バサースト市の起源は1815年5月7日、当時のイギリスの内務大臣の名前から名づけられました。
現在のバサースト市の面積は240平方キロメートル、人口は約3万人です。産業は畜産業が主体ですが、大学や裁判所、飛行場も設置されています。また、羊のショーや国際自動車レース、鍾乳洞等の観光も盛んです。
第1回目の「21世紀の翼」で訪問した平成2年3月25日に友好都市を協定、翌年の第2回目訪問した3月25日に姉妹都市を締結しました。
第3回目から平成12年3月の第11回目までは、毎年3月の春休みを利用して中高生50名程度を派遣しましたが、平成13年7月からは「おおくま希望の翼」と名称を変更して中高生15名を9日間、ホームステイや体験学習のために派遣しています。
また、姉妹都市間の短期交換留学として夏休みの1か月間、中高生数名を派遣しています。姉妹都市からは親善使節団、短期交換留学(体験入学)や英語指導助手を迎えています。