大熊町産米でつくる日本酒の名称が「帰忘郷(きぼうきょう)」に決まりました。一部海外を含む全国から372点の応募がありました。厳正な審査の結果、採用となったのは町出身の佐々木真さんの作品です。「町民は離れ離れになっても、常に心に大熊町があり、故郷を忘れずにいる」との思いを込めていただいた作品です。酒造りは「会津娘」で名高い会津若松市の高橋庄作酒造店に依頼しました。
9月23日に町役場で発表会を開き、名称をお披露目しました。蔵元の高橋亘さんは「貴重なコメを託され、責任とやりがいを感じています。思いに応える酒をお渡しできるよう、蔵人一同全力で取り組みたい」と語りました。
日本酒は来年1~2月のお披露目予定です。今年度は試作品として生産するため販売予定はありませんが、来年度以降は市販を検討しています。
日本酒の名称決定を祝う関係者
入賞者は次の通りです。たくさんのご応募ありがとうございました。
佐々木真さん(福島県)
土屋省吾さん(福島県)、吉村貴代子さん(奈良県)、眞方恵美子さん(福島県)、
佐野厚美さん(群馬県)、樋口拓海さん(静岡県)