おおくまコミュニティづくり実行委員会が10月2日、新型コロナウイルス感染症の終息と町の復興を願って、町内大川原地区で花火を打ち上げました。町内で花火が上がるのは東日本大震災・原発事故後初めてです。
当初、9月の夏祭りで打ち上げる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、代替策としてサプライズ花火を企画しました。密集を避けるための対策として、告知は当日に防災行政無線のみで行い、住民らに自宅周辺からの鑑賞を呼びかけました。
午後6時から約10分間、ふるさとの夜空を200発の花火が鮮やかに彩りました。帰還した町民らは、次々に打ち上がる花火を見上げて歓声を上げていました。
実行委員長の宗像宗之さんは、「天気にも恵まれて、無事に実施することができた。復興祈念だけではなく、新型コロナウイルス感染症の終息も願っての打ち上げ。町内に住んでいる皆さんを少しでも元気づけることができていたら嬉しい」と話しました。
花火は、大川原地区の頭森公園から打ち上げられました
町役場のライトアップと共演する花火
災害公営住宅では、住民らが夜空を見上げ、花火を楽しんでいました
当日ご覧いただけなかった方のために、YouTubeの町公式チャンネルにて動画でご紹介しています。ぜひご覧ください。