大熊町消防団に所属する町職員が、8月から役場庁舎裏で放水やポンプ操作の訓練に励んでいます。万一の火災や自然災害時、最寄りの消防署が駆け付ける前の初動対応は、被害拡大防止のカギを握ります。日中町内にいることが多い町職員がその役割を担うため、週1回の訓練を始めました。職員は業務時間後、作業着に着替えて水をくみ上げるポンプの動かし方やホースを接続して放水するまでの流れなどを確認しています。
消防団員歴30年以上のベテランで復興事業課の松本一彦さんは「ちょっとした気の緩みがけがにつながるので、気を引き締めて訓練しています」と話しています。
業務終了後、訓練に取り組む職員