長崎大学と大熊町との包括連携に関する協定締結式が7月30日、大熊町役場で行われました。
締結式では、吉田淳町長と河野茂学長が協定書を交わしました。この協定により、同大は町役場本庁舎の保健福祉課内に復興推進拠点を設置。駐在する保健師や薬剤師らが、町民の被ばく線量測定結果や食品の放射性物質検査結果に関する健康相談や戸別訪問を行って、町民の不安解消に取り組みます。
河野学長は、「これまでの復興支援活動で得た知見を大熊町でも生かし、被ばく医療の専門的観点から町の復興と活性化に協力していきたい」と話しました。