今春の叙勲で前の町教育長・武内敏英さんが瑞宝双光章を受章しました。
大熊町出身の武内さんは、1968年から2002年まで中学教諭として学校教育に携わり、津島中や大熊中の校長を歴任しました。町教育長は2002年から2018年まで務め、2011年3月の東日本大震災・東京電力福島第一原発事故では、全町避難の翌月、二次避難先の会津若松市に町立幼稚園と小中学校を再開し、町の子どもたちへの教育維持に尽力しました。
伝達式は8月18日、町役場の町長室で行われました。吉田淳町長が「町の教育に長年貢献されてきたことに感謝します」と述べ、勲記と勲章を手渡しました。武内さんは「受章は町長はじめ町民からの支援があったからこそ。今後も「読書のまち」を推進する町の教育進展に寄与したい」と話しました。