JR常磐線は3月14日、不通となっていた浪江-富岡駅間が開通し、東日本大震災から9年ぶりに全線再開しました。大熊町の大野駅も同日、利用再開されました。
大野駅には早朝から鉄道ファンの方が訪れ、ホームに到着する列車をカメラに収めていました。ふたばいんふぉの呼び掛けで、ピンクの傘やタオルを持って列車を出迎えるイベントが各駅で行われ、大野駅に駆けつけた町民の方や町職員が乗客を歓迎しました。
改修された大野駅は無人駅ですが、カメラ機能でオペレーターと対話しながら切符が購入できる「話せる指定席券売機」が設置されました。JR東日本のICカードSuicaが利用できます。駅舎には3基のエレベーターと公衆トイレ、待合室を備えています。