大熊町では、大熊町や相双地方の文化や歴史を守るため、来年度より皆さまのご家庭や身近にある文化財を保全する活動を行っていく予定です。ご自宅の蔵・倉庫などに古文書・古いノートなどの資料がありましたら大熊町教育総務課までご連絡ください。
対象となるのは和紙に墨で書かれた文書や和紙のつづり・日記・手帳・手紙の束・明治から戦後にかけての古い写真・ノート・メモ・新聞・役場などが発行した記録や、古い屏風やふすま・文机・墨や筆などの筆記用具、手文庫・箪笥・火鉢・お椀などの生活用具、鍬・馬耕・田車などの農機具です。
大熊町は資料を(1)寄贈 (所有権を町に移転)、(2)寄託(所有権はそのままで、町が保管)の方法で受け付け、いずれの場合でも教育委員会で資料の状態を確認しながら目録を作成し、町の歴史文化史料として大切に保管します。
また地元の人しか知らないような「ほこら」や地蔵・道祖神・板碑・個人で保管している祭りの道具など、地域の文化財情報、古い蔵や井戸の所在情報などもお寄せください。
小さな心当たりでも結構ですので、気軽にご一報ください。