町では野菜の出荷・摂取制限解除に向け、平成27、28年度の2年間にわたって大川原のほ場で野菜4種類(非結球性葉菜類、結球性葉菜類、アブラナ科花蕾類、カブ)の実証栽培を実施してきました。このほど、県のモニタリング検査で厚生労働省の定める基準を下回ったことから、居住制限区域の大川原地区、避難指示解除準備区域の中屋敷地区の制限が3月14日、政府の原子力災害対策本部(本部長・内閣総理大臣)より解除されました。
大川原、中屋敷地区で農業再開を希望される方は、事前にご連絡ください。県相双農林事務所双葉農業普及所の職員が、栽培支援やモニタリングなど安全確認の支援、検査採取に伺います。
出荷・摂取制限は解除されましたが、出荷するには県のモニタリング検査で安全性を確認する必要があります。
※自家消費として栽培した野菜をご近所の方へ「おすそ分け」する場合も、出荷と同様にモニタリング検査が必要です
出荷と異なり県のモニタリング検査は必要ありませんが、安全確認のため町役場で検査をお願いします。検査には野菜1種類につき1キログラムが必要です。検査できる場所は、大熊町役場産業課、いわき出張所の2か所です。
大熊町役場 産業課 農政係
電話番号:0240-23-7137
福島県相双農林事務所 双葉農業普及所
電話番号:0240-23-6474